三国志モバイル人物伝

侯選Hou Xuan

コウセン

(?〜?)

河東郡の人《張魯伝》。

『三国志演義』の印象から西涼人のイメージが強いが、実は河東の人である。

興平年間(一九四〜一九六)に関中で動乱が起こったとき、程銀・李堪らとともにおのおの千家余りの部落を領した《張魯伝》。建安十六年(二一一)、司隷校尉鍾[ヨウ]が漢中の張魯を攻めようとしたとき、その矛先が自分たちに向けられることを恐れ、馬超・韓遂・楊秋・李堪・成宜らとともに挙兵した《武帝紀・馬超伝》。馬超が敗走すると、侯選は程銀とともに漢中に逃げ込んだ。漢中が打ち破られると、侯選らは曹操に降参し、みな本来の官爵に復帰した《張魯伝》。

【参照】韓遂 / 鍾[ヨウ] / 成宜 / 曹操 / 張魯 / 程銀 / 馬超 / 楊秋 / 李堪 / 河東郡 / 漢中郡 / 関中 / 司隷校尉

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