三国志モバイル人物伝

胡[禾中]Hu Chong

コチュウ

(?〜?)
漢司隷校尉

李[イ寉]が長安に入ったころの司隷校尉で、もともと右扶風太守王宏と不仲であったため、彼が勅命によって長安に出頭してきたとき(担当役人を)脅迫して殺させようとした。死刑の命を下された王宏は「胡[禾中]は他人の禍を願っているが、やがて自分に禍がふりかかるだろう」と吐き捨てた。のちに胡[禾中]が眠りに就いたとき、夢に王宏が現れて胡[禾中]を杖で叩いた。こうしたことがあって胡[禾中]は病を発し、数日で死んでしまった《後漢書王允伝》。

董卓配下の東郡太守胡軫と同人とも思われるが、確証はない。

【参照】王宏 / 胡軫 / 董卓 / 李[イ寉] / 司隷 / 扶風郡(右扶風郡) / 長安県 / 東郡 / 司隷校尉 / 太守

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