三国志モバイル人物伝

尹黙Yin Mo

インモク
(ヰンモク)

(?〜?)
蜀太中大夫

字は思潜。梓潼郡[フ]の人。

益州では今文学が主流で字句の正確な読みを重視しなかったが、尹黙は荊州に遊学して司馬徽・宋忠に師事して古文学を修めた。あらゆる経書・史書に通暁し、『左氏春秋』を厳密に研究し、劉[音欠]の条例を初め、鄭衆・賈徽賈逵父子・陳元・服虔の注説にいたるまで、ほとんど全てを暗唱したので二度書物を開く必要がなかった。

劉備が益州牧となると彼を勧学従事に任命した。のち劉禅が太子に立てられると太子僕に就任して、劉禅に『左氏春秋』の教育を授ける。劉禅が帝位に上ると諫議大夫に昇進。丞相諸葛亮が漢中に駐屯したとき、呼ばれて軍の祭酒とされた。諸葛亮が陣没すると成都に帰って太中大夫に任命され、やがて亡くなった。

【参照】賈逵 / 賈徽 / 司馬徽 / 諸葛亮 / 宋忠 / 陳元 / 鄭衆 / 服虔 / 劉[音欠] / 劉禅 / 劉備 / 益州 / 漢中郡 / 荊州 / 梓潼郡 / 成都県 / [フ]県 / 勧学従事 / 諫議大夫 / 祭酒 / 丞相 / 太子僕 / 太中大夫 / 牧 / 春秋左氏伝(左氏春秋) / 今文学 / 古文学

むじんがPHP学習のためにα運用しているページです。一部表示されない文字があります。ありえないアドレスを入力するとエラーがでます。ブックマークやリンク先としてはおすすめできません。上のナビゲータからhtml版へ移動してください。