三国志モバイル人物伝

難楼Nanlou

ナンロウ

(?〜?)
漢上谷烏丸単于

烏丸族。上谷の大人、のち王を称す《烏丸伝・後漢書同伝》。

霊帝の御代の初め、難楼は上谷に九千戸余りの部落を抱え、王を自称した。勇敢で計算高かったという《後漢書烏丸伝》。

袁紹と公孫[王贊]が紛争を始めると、遼西烏丸の[トウ]頓は袁紹のもとに使者を送って連合し、袁紹の援軍として公孫[王贊]を攻撃、これを打ち破った。袁紹は偽の詔勅を発行して[トウ]頓・難楼・蘇僕延・烏延らに単于の印綬を授けてやった《烏丸伝・後漢書同伝》。のちに[トウ]頓の従兄楼班が成長すると、難楼・蘇僕延は配下の軍勢を率いて楼班を単于に推し立て、[トウ]頓を王に降格した《烏丸伝・後漢書同伝》。

【参照】烏延 / 袁紹 / 公孫[王贊] / 蘇僕延 / [トウ]頓 / 劉宏(霊帝) / 楼班 / 上谷郡 / 遼西郡 / 単于 / 烏丸族 / 大人

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