三国志モバイル人物伝

姜合Jiang He

キョウゴウ
(キヤウガフ)

(?〜?)

武都の人《文帝紀》。

姜合は内学(予言術)に長け、関右で名を知られていたという。同郡の李庶とともに漢中の張魯に身を寄せた《文帝紀》。

曹操が魏国を建立したという報が届いたとき、辺境の人々は彼が王位に就いたのだろうと思ったが、姜合は李伏という者に「公になられたのであって、まだ王位に就かれておりません。しかし、いずれ天下を定めるのは魏公の子桓(曹丕)さまです。神がそう命じられているので予言書に符合しておるのです」と語った《文帝紀》。

李伏がその言葉を張魯に言上すると、張魯は「根拠となる書物を知っているのか」と訊ねた。姜合は「孔子の玉版(玉に文章が刻まれたもの)でございます。天子の命運は百代のちまで知ることができます」と答えた。このことから張魯は曹操に帰服したいと考えるようになった《文帝紀》。

曹操が漢中平定の軍勢を催すと、姜合は一足早く帰順したが、しばらくして[業β]で病没した。李伏が姜合の言葉を奏上したことから、曹丕は受禅すべしとの議論が起こったのである《文帝紀》。

【参照】孔子 / 曹操 / 曹丕 / 張魯 / 李庶 / 李伏 / 関西(関右) / 漢中郡 / 魏 / [業β]県 / 武都郡 / 王 / 公 / 玉版 / 内学

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