三国志モバイル人物伝

呉蘭Wu Lan

ゴラン

(?〜218)

劉備の将。

建安二十二年(二一七)、劉備は軍勢を率いて漢中に進出し、呉蘭・雷銅に武都郡の下弁を攻略させ、張飛・馬超にこれを支援させた。曹洪が曹休・張既らを率いて防ごうとすると、張飛は固山に迂回して曹洪の背後を断ち切ろうとする。曹休は「もし本当に背後を襲うつもりなら隠密裏に行動するはず。わざわざ声を張り上げているのは、そのつもりがないからです。呉蘭を撃てば張飛も逃げていくでしょう」と進言した《武帝紀・曹休・張既・先主伝》。

翌年三月、曹洪は呉蘭を攻撃して大いに打ち破り、任[キ]の首を挙げた。呉蘭は陰平に、張飛・馬超は漢中に逃走したが、陰平の[テイ]族強端が呉蘭を斬り殺し、その首を曹操に送り届けた《武帝紀・曹休伝》。

【参照】強端 / 任[キ] / 曹休 / 曹洪 / 曹操 / 張既 / 張飛 / 馬超 / 雷銅 / 劉備 / 陰平郡 / 下弁県 / 漢中郡 / 固山 / 武都郡 / [テイ]族

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