三国志モバイル人物伝

曹宏Cao Hong

ソウコウ
(サウクワウ)

(?〜?)

陶謙の部下。曹豹の縁者だろうか。

曹宏は徐州牧陶謙に深く親愛され、その任用を受けていた。しかし讒言をもてあそぶ小人であり、善良な人々の多くが危害を加えられた。徐州は百姓たちが裕福で、食糧も有り余っていたが、曹宏らのために法秩序が乱れ、徐州は少しづつ衰退していった《陶謙伝・後漢書同伝》。

『三国志』『後漢書』ともに、曹宏が親任されたことの対比として、趙[イク]らの名士が遠ざけられたことを記している。おそらく名士層の僭越・放縦を取り締まるため、曹宏は検察役として陶謙の期待を負っていたのだろう。これらの記述の根底には、曹操による徐州侵攻の非違を相殺する意図があるらしく、注意が必要である。

【参照】曹豹 / 陶謙 / 徐州 / 牧

むじんがPHP学習のためにα運用しているページです。一部表示されない文字があります。ありえないアドレスを入力するとエラーがでます。ブックマークやリンク先としてはおすすめできません。上のナビゲータからhtml版へ移動してください。