三国志モバイル人物伝

徐登Xu Deng

ジョトウ

(?〜?)

[ビン]中の人。もとは女性であったが男性に転化したのである。

徐登は巫術に通じていた。そのころ兵乱や飢饉が盛んに起こっていたが、やはり越方(越地方の方術)に明るい趙炳という者がいて、二人は烏傷の渓水のほとりで出会った。そこで、それぞれの技術を用いて病気治療に当たるべくお互いに誓言を立てた。

二人は「いま志を同じくしたからには、まずおのおのの能力を試してみようではないか」と話し合い、まず徐登が渓水に「禁」をかけると、川は流れを止めた。趙炳が続いて枯れ木に「禁」をかけると、木は生き返って花を咲かせた。二人は顔を見合わせて笑い、その道を二人一緒に修めることとし、徐登が年長であったので趙炳は彼に師事した。

清潔倹約な生き方を尊重し、神を祭るときには東流する川の水だけをお供えし、桑の木の皮を削って干し肉代わりのご供物とした。禁術を施しただけで、診療してもらった者はみな回復した。

のちに徐登は物故した。

【参照】趙炳 / 烏傷県 / 渓水 / [ビン]中 / 越方 / 禁術 / 巫術

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