三国志モバイル人物伝

焦和Jiao He

ショウワ
(セウワ)

(?〜191?)
漢青州刺史

初平年間(一九〇〜一九四)に青州刺史となり、住民の保護を考慮することなく、群雄たちと(反董卓の)同盟を結んで洛陽に攻め上った。しかし袁紹・曹操が[ケイ]陽で董卓の部将(徐栄)に敗北すると、黄巾賊が勢力を広げて諸城を破壊した。焦和は鋭利な武器や多数の兵士を保有していたが、間者を放っていなかったので妄言に惑わされ、干戈を交えることなく敵の姿を見ただけで(青州に)逃走した《臧洪伝》。

黄河に「陥氷丸」(氷を溶かす薬)を投げ込んで敵が渡河できないようにし、神々に戦勝を祈願し、いつも筮竹を並べて巫術師を側から離さず、役所に入ったときは雲を突くような清談をしたものの、役所を出たときは命令系統は混乱していて収まりがつかなかった。とうとう青州は全土が廃墟になってしまった《臧洪伝》。

まもなく焦和は亡くなり、袁紹は臧洪を青州刺史に任命したが、二年のあいだに賊軍は駆逐された《臧洪伝》。

【参照】袁紹 / 徐栄 / 曹操 / 臧洪 / 董卓 / 青州 / [ケイ]陽県 / 洛陽県 / 刺史 / 陥氷丸 / 蓍筮(筮竹) / 黄巾賊 / 耳目偵邏(間者) / 清談 / 巫祝(巫術師)

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