三国志モバイル人物伝

呂昭Lu Zhao

リョショウ
(リョセウ)

(?〜?)
魏鎮北将軍・領冀州刺史

字は子展。東平の人《杜畿伝》。呂巽・呂安・呂粋の父《杜畿伝》。

才能・実績によって昇進を重ね、鎮北将軍になった。[エン]州刺史桓範は自分が冀州牧に昇進になりそうだと聞いたとき、かつて自分の後輩だった呂昭が上司になることを嫌がり、「むしろ九卿になって三公に拝跪するほうがいい。呂子展なんぞに膝を屈することなどできるか」と妻仲長氏に語った。妻が「君(あなた)が部下の徐州刺史(鄭岐)を殺そうとしたとき、みんな君の下にいることは難しいと言っておりました。今度はまた呂氏に屈服するのが恥ずかしいとおっしゃいましたが、それなら君の上に立つのも難しいことになりますね」と返したので、桓範は図星を突かれて激怒し、刀の柄で彼女の腹を突いて殺してしまった《曹真伝》。

黄門侍郎杜恕は、刺史は民政に専念して軍事に携わるべきでないと考えていた。ちょうど鎮北将軍呂昭が冀州刺史を兼任することになり、その機会に杜恕は言上した。「領土のうち荊州・揚州・青州・徐州・幽州・并州・雍州・涼州はみな州兵を持っており、国庫充実と前線への補給を担っているのは[エン]州・予州・司隷・冀州だけです。兵を持った州は民政をなおざりにすることがあるので、別途将軍を任命すべきと申し上げましたが、陛下は冀州を呂昭へのご褒美となさいました。呂昭には才能があるのでまだましなほうですが…」《杜畿伝》。

【参照】桓範 / 仲長氏 / 鄭岐 / 杜恕 / 呂安 / 呂粋 / 呂巽 / [エン]州 / 冀州 / 荊州 / 徐州 / 司隷 / 青州 / 東平郡 / 并州 / 幽州 / 予州 / 雍州 / 揚州 / 涼州 / 九卿 / 黄門侍郎 / 三公 / 刺史 / 鎮北将軍 / 牧

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