楊弘Yang Hong
ヨウコウ
(?~?)仲長史
袁術の臣、長史。「楊大将」とも作る《三国志演義》。
原文に「長史楊弘・大将張勲」とあるのを読み誤ったもの。
袁術の死後、張勲らとともに袁術の軍勢を連れて孫策に身を寄せようとしたが、廬江太守劉勲に襲撃され、身柄を拘束された《討逆伝》。
このほか袁胤・黄猗らが袁術の棺をかついで劉勲を頼ったとあるが、孫策を頼ろうとしたとも劉勲に襲われたとも記さず、単に劉勲に身を寄せたとあるだけである。楊弘らとは別行動を取っていたのだろうか。
【参照】袁術 / 孫策 / 張勲 / 劉勲 / 廬江郡 / 太守 / 長史