張瓚Zhang Zan
チョウサン
(?~193)漢大司馬掾
初平四年(一九三)十月、大司馬・幽州牧の劉虞が公孫瓚に殺されそうになると、故の常山相の孫瑾、掾の張逸らとともに忠義の怒りを起こし、そろって劉虞のもとへ駆けつけた。口を極めて公孫瓚を罵倒し、そして劉虞とともに死んだ《公孫瓚伝》。
史書はただ掾と記すだけだが、劉虞に殉じたところをみると孫瑾の掾ではなく、劉虞の大司馬掾ということだろう。
【参照】公孫瓚 / 孫瑾 / 張逸 / 劉虞 / 常山国 / 幽州 / 掾 / 相 / 大司馬 / 牧