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翻訳・校訂
264  方壺島主  2004/10/09(Sat) 23:29
 お手数をおかけしとります。
 王羲之と何充とが高柔に関わっていたような記事なんですが、どうも意が
通じないんですよね。通典に高柔の姉だか嫂だがの喪に関する記事が載って
いて、それがどうやらこの件の核心と推測されるものの、通典の記事にはそ
のことについて王羲之や何充らがどのような建議をしたのかは、触れられて
いない様子。宋書の記事は、「兗州刺史・滕恬 丁零の翟遼の没する所と為る
も、屍喪反らず、恬の子の羨は仕宦廃さず、議者 之を嫌す」とあって、鄭鮮
之が滕羨を弁護する意味の発言をしている箇所です。身内の喪にどのように
対処すべきかを古今の例を引いて説明しています。宋書ではありますが、鄭
鮮之はまだ桓玄の幕下にいましたので、晋代の事例が挙げられているわけで
す。
 宋書の辞典の類、ちょっと期待したいところですね。機会があったら見て
みたいと思います。ひっかかってると作業が進まないので、暫時お茶を濁し
て先に移ることにします。
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