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翻訳・校訂
- 234 IMAGINE 2004/07/28(Wed) 10:59
- 234 名前: two_yossy 投稿日: 2004/06/30(水) 01:59 [ rJjwsy.k ]
書き下し「明日は癸亥、匡等は六甲の窮日なるを以て出でず。禹は因りて
更めて兵を理め衆を勒するを得たり」となるようです(吉川訓注参照)。
六甲は庵主の推理&中村さま解説のとおり。十干十二支の最後(60番目)と
いうことは、そのなかに6つの「甲」のついた日が入っているため。コッテ
コテの讖緯説信奉者だった王莽の登場以来、このころは時代錯誤的な迷信ブ
ーム時代でしたから、縁起のよい「甲子」の日まで丸一日お休みしたわけで
す。わずかその一日が明暗を分けたわけですが。
ちなみに吉川忠夫博士は、「日暮れ、戦罷むに会(あた)って」と訓じてい
ますが、自分も庵主同様「たまたま」と訳すのが可と思うのですが。まあ、
「…にあたって」というのと、「(たまたま)ちょうどそのとき」とするのと
は大差ありませんけどね。
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